【お客様レポート】何を着ても似合わない気がする。50代のファッションアドバイス。
こんにちは。Happinessの乗松恭子です。
50を過ぎた頃からかなぁ？
何を着てもしっくりこない、って思うことが多くなりますよね。
何を着ても、ということはないんだけれど、若い頃と同じ感覚で選んでいると、若い時には違和感がなかったものも、なんか違和感が出てきてしまう、ということはあると思います。
先日いらしてくれた50代のお客様も、やはり事前のアンケートで「何を着ても似合う気がしない」と書いてありました。
痩せ型で、貧弱に見えてしまうのも悩み、とのこと。
こちらも、50代あるあるですね。
歳をとって、ついてほしくないとこはついて、落ちてほしくない肉は落ちてしまうという。
「何を着ても」ということはないんですよ。必ず似合うものは見つかります。
お客様の場合、まず、パーソナルカラーです。以前20年ほど前の若い頃、ブルーベースのサマーさんと診断されていたようですが、実際にはイエローベースのオータムさんでした。
サマーは顔が白くなるので、明るくなった、似合う、と思われがちな色なんですよね。
最近ベースカラーの白や黒ばかりになったとおっしゃっていましたが、多分他のブルーベースの色でしっくりくる色が少なかったのではないでしょうか？
しかもです。白や黒の無彩色は、お客様のあまり得意ではないお色でした。ですので、「何を着ても似合わない」につながってしまっていたかも。
白は白でも真白よりも、アイボリーのような黄みの入った色の方が得意な方でした。黒よりも茶色が似合う方です。
目の下のたるみなどが気になり、疲れているの？と言われることもある、とおっしゃっていましたが、この苦手な色、白、黒、そしてグレーもですが、このような色を当てると、余計に顔の影や、皺などが目立ってしまって、疲れた顔に見えてしまいます。
まずはこんな色の要件もあって、似合うと思える服に出会えなかったのかもしれません。
骨格タイプはナチュラルさんです。
骨張って、歳をとると、お客様のように肉が落ちてしまうので、貧相に見えがちな骨格タイプですね。
ナチュラルさんですが、特に腰幅の狭い、お尻の小さい方でしたので、重心は意識して下げ気味にしてあげるといいと思います。
あとはナチュラルさん共通ですが、少しゆったり気味のサイズ感、素材感のあるお洋服、などを意識して選んであげると大丈夫。
実は、お客様がお持ちになった「着てみたい服」のお写真。
どれもナチュラルさんに似合いそうなものばかりでした。
「着てみたい」けど似合うかどうか自信がなくて、手を出せていなかったようですが、結局は、これからは、まずは自分の好きな服を自由に選んであげれば、自ずと似合うものと出会えるかもしれませんんね。というお話をさせていただきました。
色も、ちょっと意識して、オータムさんに似合うお色をトップスに選んであげれば、それだけでお顔の色も良くなりますのでね。
メイクレッスンのやりましたが、メイクを変える前にお洋服のお色を変えるだけで、顔色が健康的な血色のいいお顔の色になる方です。
お客様にお似合いになりそうなコーディネートを、いつものオンワードクローゼットなどで探しました。
ポイントは胸元のスカーフですね。ウェストを絞り過ぎないゆるっとしたラインも、ナチュラルさんに似合いそう。
デコルテの貧弱感は、重ね着でも解消できます。
柄物も有効です。一枚でパッと華やかに見えます。
こんな色もお似合いになりそう。
シンプルなシャツとパンツですが、このゆったり感と、素敵なオレンジで、華やかに映えますね。
お客様から、後日、とても楽しかった、感動したという長文のお礼メールをいただきました。
何より喜んでいただけたことがとても嬉しかったです。
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