骨格ストレートはVネックを着ましょう、ではない。バランスを整えるのが大事。
こんにちは。Happinessの乗松恭子です。
本日は30代のお客様レポートです。
骨格バランス診断と、パーソナルカラー診断のセットでいらしてくれました。
パーソナルカラーはウィンターさんでした。黒いお洋服をたくさん持っているということ、やはり自分の感覚は正しいですね。黒がお似合いのウィンターさん。ウィンターの色でもグリーンでも少しくすむほどの黄みが苦手なウィンターさん。リップも、チークも、青みの強いピンクやレッドがとてもお似合いでしたね。
パーソナルカラー診断もだいぶん目から鱗だったようですが。
骨格タイプはストレートさん。
自分でもなんとなくストレートかなぁ？と思ってはいたようですね。
当日着ていらしたのが、Vネックで、ジャストサイズのワンピースとロングカーディガン。とてもよくお似合いでした。ちゃんと似合うものをわかっていらっしゃる感じでしたね。
ご自分で買って、なんか似合わないな、難しいな、と感じていらしたのは、最近結構よく見かけるへプラム型のトップス。バストの真下くらいできゅっと絞られていて、可愛らしいデザインなので、買ってみたけど、なんか変？？と思っていたようですね。
確かにウェストを高い位置で絞ってしまうのは、ストレートさんは得意ではないのですが、お写真を見せていただいたのですが、似合わない、と感じさせている要因はそれだけではなさそうですね。
お写真では、細身のタイトスカートやパンツと合わせていたのですが、重心をあげるトップスを着た時は、なるべくボトムスで重心を下げる工夫をしてあげたほうがいいですね。
確かにタイトスカートは、ストレートさん、似合いますよ、着痩せしますよ、と教科書には書いてあるやつですが。
Vネック、タイトスカート、センタープレスのパンツ、教科書通りで似合う、と言われるものばかり揃えれば、それは確かに似合うかもだけど。そればかりではコーディネートが大変つまらないものになりますね。
もちろん個人によるのですが、お客様のようにお若くて、華奢めのストレートさんなら、へプラム型も工夫次第で着られます。
肩幅が目立ってしまう、ということでした。肩幅というよりも、ストレートさんは上半身の厚みがあるので、ウェストラインをあげることで、重心が上がりすぎて肩幅が広く見える、という感じですね。
であれば、裾幅も広げてあげれば、バランスがいいと思いますね。
ワールドオンラインより
細身のパンツより、少しゆったりしたパンツがいいです。ただ、腰回りはスッキリさせたいので、このような落ち感のある素材のものはいいですね。
お客様、典型的なストレート体型で、足がほっそりと綺麗な方です。せめて足は見せたい、と思う気持ちもわかるのですが（笑）、細身のパンツを履くなら、トップスはなるべく重心が下がるようなデザインがいいですね。へプラム型とは相性が悪いかも。
肩幅を和らげてくれる、縦ラインが入る丈長めのジレなど合わせると、すごくスッキリしますね。下半身が細身でもバランスが取れているので、問題なく着られます。胸元のVラインもいい仕事しますね！
これはほんの一例なのですが、骨格ストレートとなんとなくわかって、色々似合うものを調べてそれだけを着るというのもいいのですが、ストレートさんは特に、制約が多くて（笑）、コーディネートがつまらなくなりがちです。
あれはダメ、これはダメ、これじゃなきゃダメ、とかではなくて、これを着るなら、こんなものを合わせる、これを足す、これを引く、など、コーディネートの組み立て方に、骨格ストレートさんが似合う重心の取り方、全体のライン、そして素材の選び方、などを取り入れれば、大概どんな服でも着れるんですよ。
そういうお話ができるのが、プライベートで診断を受けることの醍醐味ですね。診断自体は、自分でもわかる方もいるし、私が診断しても、一瞬で終わりますので。その後のファッションアドバイス、個人の好みやパーソナルカラーなど骨格以外の要素も加味したコーディネートの組み立て方、の話が重要かと思います。
お客様、すごく納得いただけて、もう今すぐ買い物に行きたくなりますぅ〜、と喜んでいただけました。
よかったです。お役に立てて。
まだまだお若いですし、なるべくコーディネートの選択肢、増やしてほしいですね。
Vネックにタイトスカート、センタープレスのパンツ、だけがストレートさんの着る服ではないですよ。
おしゃれでHappyな毎日を💕
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