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(出張診断レポート)骨格ウェーブだからウェストイン、ウェストマークしなきゃ、じゃない!

こんにちは。Happinessの乗松恭子です。


骨格診断がだいぶん浸透してきて、骨格タイプ〇〇にはどんな服が似合う、みたいな「定説」みたいなものもだいぶん認知度が上がってきた気がします。


例えば、下重心の骨格ウェーブさん。ウェストが細くて、腰回りにボリュームがある方が多いのと、着太りしないために、一回ウェストをマークして細いウェストを強調し、Xラインにするのが似合います、と言うようなことになっています。


これは間違ってはいないのですが、これを鵜呑みにして、ただウェストイン、ウェストマークにしたところで、似合う場合と、似合うはずなのに、ん???となる時とあるはずです。


なぜかというと、一つ目はただウェストイン、ウェストマークにすればいい、と言うわけではない、と言うこと。二つ目は、当たり前なのですが、骨格タイプウェーブと言っても色々な方がいて、人によって、似合わせ方は微妙に違ってくる、と言うことです。


 


先日のお客様は、30代、育児休暇中の若いお母様でした。子育て中と言うことで、ご自宅への出張診断をさせていただきました!(出張診断もお受けしておりますので、お気軽にご相談くださいね)


骨格タイプは自分でもわかるウェーブさん。とにかく華奢な方でした。背丈はあるのですが、ほっそりとスレンダー、痩せ型のウェーブさんで、もはや下重心というほどお尻にボリュームもありません。


そんな痩せ型のウェーブさん。フレアスカートのようなふわっとしたスカートは、ウェストインにして、ウェーブあるあるのように着れば自分でも似合う、とわかるみたいで、少し前まではそんなコーディネートも多かったみたいですね。でも、お子さんが産まれて、やはり子育てにフレアスカートは何かと動きづらいし。


それで動きやすいと言うことで履くパンツも、スキニータイプなどが多いようですが、ここまでスレンダーな方だと、合わせるトップスによっては、ガリガリ感が出て、貧相な印象になってしまう、と言うのがお悩みのようでした。


だからと言って、ウェストインにして、ウェーブの似合うと言われるテーパードパンツなどを履いても、間伸び感が解消されない方もいます。お客様のような、とにかくウェストが細くて、お尻のボリュームもさほどないと言う方は、ウェストイン、ウェストマークが、もはや細すぎて、返って貧相になってしまう場合もあると思います。


間伸び感が出てしまうのは、ウェストイン、ウェストマークするかどうかではなくて、重心の位置ですね。ウェストインにして、お客様のように逆効果が出る場合は、必ずしもインにしなくてもいいです。


ウェストはインにされてなくても、重心が下がっていなければ間伸びはしません。逆にウェストインにしても、ウェストが少しでも下がっていると、特にお客様のような本当に華奢な方だと、かなり間伸び感が目立ってしまいます。


フレアスカートが違和感がなかったのは、ゴムなどが入っていてしっかりとウェストの位置が保たれていたからではないかと推測します。逆にタイトスカートだと似合わないと感じることが多いようですが、タイトスカートで、ウェストがゆるくて腰で着るようなスタイルになると、本当に間伸び感が出て、似合わない感じになります。


ウェストイン、ウェストマーク、すればいいと言うものではない、と言う一つ目の要因です。


ウェストインにしようが、ウェストマークにしようが、重心が下がっていると意味がないです。重心を下げない工夫ができていれば、ウェストをインにするかどうかは問題でない場合が多いですね。


逆に、私のようなおばさんウェーブも、お腹もお尻もぽっこり贅肉だらけで(笑)、スカートもパンツも、とてもウェストインにして着たりできないし、そんな着方はしないです。


ではどうすれば??


ウェストの位置をインにせずにトップスの重心を上げるには、チュニック型の服や、へプラム型の服のように、トップスの上の方から広がっているものを選ぶと重心が上がって見えます。


さらに上半身が正方形に纏まるように横幅は少しあってもいいが縦ラインが短めのスタイルにまとめてあげるといいですね。長い丈のものは、前だけでもインにするだけで違いますし、上から短い羽織ものを着るだけでも違うし、インにしなくても、短めの丈のものであれば出したままでも大丈夫。


特にお客様のようにパンツを履いてインにするともはやウェストが細すぎて貧相に見えてしまう、と言う場合は、着丈は少し短めのものにして、インにせずにふわっとウェストを曖昧にした方がむしろ似合うかも。



ワールドオンラインさんよりお借りしました


こんな感じ。テーパードパンツも、こんな感じで着た方が、細すぎるウェストを出して着るよりも、健康的に若々しく見えるかもしれません。


 


タイトスカートも、ウェストの位置がずれてしまうようなら。



こんなふうに、短いトップスを重ねてあげれば、ウェストに多少ボリュームも出るし、重心は下がらずに、タイトスカートがうまく履けるのではないかと思います。


 



このような華奢ウェーブさんって、ウエストはこのくらいのハイウェストがちょうどいい位置なんですよね。ジャストウェストの位置でも間伸び感が出てしまう方もいます。お客様もそんなタイプでした。ですから、タイトスカートなど合わせるときは、できるだけハイウェストで、トップスの襟元もこのようなボートネックなど横広がりのものと合わせると違和感なく着られると思います。


 


もちろん、これは先日の、痩せ型長身ウェーブさんだったから、のアドバイスが中心です。


「似合う」が骨格タイプだけで決まるわけではないので、他の体型も考慮する必要があります。


例えばぽっちゃりさんだとタイトスカートがそもそも似合わないかもだしとか、バストが大きい方はハイウェストが似合わないかも、だったりとか。


同じウェーブでも、似合うが微妙に違うし。テイストだって、甘いのが好きな方、シンプルがいい方、クールがいい方、人によって違いますね。


 


そのような個人にとっての違いによって、自己診断でウェーブ、とわかっても、その骨格診断の結果を生かして似合わせようとすると、必ずしもうまくいかない場合があると思います。


当サロンでは、それをきちんとお客様とよく話をしながら、アドバイスしていきますので、そこがすごく好評ですね。ただ、診断して教科書通りの似合うを伝えるだけなら、ウェブで調べればわかることですからね。笑。


サロンを出た後も自分で探せるように、コーディネート集の中から、似た体型で、骨格タイプやパーソナルカラーが同じ方を探したり、芸能人の中で似た人を探したり、しています。自分一人になっても、色々と検索して真似することもできますよね。


 


ちなみに、パーソナルカラーもコーディネートに大事なのは言うまでもありません。多少骨格タイプ的に、似合わないかも?と言う形でも、色や柄がとっても似合っていたら、それが全てを凌駕してなんだか素敵に見えてしまう、みたいなこともあります。


お客様は明るめの色がお似合いのイエローベースのスプリングさんでした。ご自身の写真をたくさんとっていただいて、自己評価◯×△をつけていらっしゃったと言う用意周到ぶりでした!素晴らしい!こちらもアドバイスしやすいです。


×がついていたもの。もちろん骨格タイプ的にも、少し間伸び感があって似合わないスタイルだったりしたのですが、色が薄い水色とグレー、みたいなもの。どちらも、お客様が最も苦手な色の二色でした。ただでさえ、スレンダーで痩せ型のお客様。似合わないこんな寒々しい色だと(笑)、余計に不健康な印象になりますね。


同じコーディネートでも、コーラルピンクやベージュみたいな色合わせなら、なんか似合って見えたかも?と言う話をさせていただきました。


 


こんな細かいところまでお話ができるのがパーソナルサロンの醍醐味だと思っていますので。


お洋服についてお悩みがあれば。恥を忍んで(笑)似合うものも、似合わないものも、お写真たくさん撮って持ってきていただければ、傾向と対策のお話ができますよ。


 


出張診断、なかなか良かったです。


子育て、介護、などでお家を離れられない方も、ぜひご相談ください。楽しいですよ!


 


おしゃれでHappyな毎日を💕

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★タウン情報サイト「エアリア」に記者さんの体験レポートを掲載中です。診断ってどんな感じ?が知りたい方にわかりやすい情報となっています!ぜひご覧ください。(2021/8〜)



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